悩んでいる人
- 「絶対に泣ける名作映画ってある?」
「感動して、涙があふれる洋画を知りたい」
この記事では、泣ける洋画31作品を紹介します。
会社や学校で忙しいと、感動して泣くこともないですよね。そんなあなたこそ、たまには泣いてスッキリしませんか。
ぜひ、目次から今の気分にあうものを選んでみてください。
目次
- 映画で泣くことが最高の癒やしになる
- 1.インドが生んだ珠玉の感動映画。親友を探すために、過去と現在を巡る物語。
- 2.波瀾万丈な人生に笑い、純粋さに涙する作品。
- 3.師匠は亡くなった父親のライバル。熱い師弟愛に男泣き。
- 4.大人こそ泣ける。日常の大切なものに気づかされる感動名作。
- 5.病気で顔が変形した少年と周囲の人々を描く。珠玉の泣ける洋画。
- 6.歴史に残る恋愛映画の名作。老夫婦の強い絆と、切なさに涙する作品。
- 7.癒やされて、感動しませんか?かわいいクマが織りなすファミリー映画。
- 8.主演俳優の遺作。物語と現実がリンクして、涙が溢れる感動洋画。
- 9.口から涎、目から涙があふれ出す。愛おし過ぎるシェフの泣ける映画。
- 10.荒んだ叔父と、才能を持つ姪。人を大事にするとは?を学べる感動作品。
- 11.大ヒットしたファンタジー映画。シリーズ最終作へと繋がる号泣映画。
- 12.失いすぎた男が、最後にたどり着く先は?静かな涙が流れる完結編。
- 13.もしビートルズがいない世界で、自分だけが覚えていたら?
- 14.祖国を失い、空港から出られない男。ひたむきさと周囲の優しさに泣ける作品。
- 15.時空を越えた親子愛の作品。SF映画の傑作にして、終盤のカタルシスに涙。
- 16.突如としてゾンビが発生した世界。家族を救うためにワクチンを探す感動作品。
- 17.冴えない妄想男が送る、働く人へのエール。社会人にこそ観てほしい映画。
- 18.火星に取り残された男のサバイバル劇。実話の様なリアルさに思わず涙。
- 19.なんでもない日常が、美しく素晴らしい。静かな涙が流れる感動作品。
- 20.本人によって映画化したノンフィクション映画。勇気に、熱い涙が流れる。
- 21.ちょっとビターな、大人の音楽映画。恋愛関係とも違う、男女2人の泣ける作品。
- 22.家族と一緒にみたい!死者と家族をテーマにした泣けるアニメ映画。
- 23.四肢が麻痺した大富豪と、一般女性の泣ける恋愛映画。
- 24.息子のためにホームレスから出世。ひたむきさと親子愛にむせび泣く映画。
- 25.猛スピードの無人列車は、2人の男に託された。実話を元にした感動作品。
- 26.アカデミー賞受賞!おもちゃと人間の絆に、嗚咽を漏らすシリーズ3作目。
- 27.日本の大学生20人が観て、20人が号泣した韓流映画。【実体験】
- 28.少年の溢れ出る感情と、父を追う中で気づく家族愛に、優しい涙が出る。
- 29.どんな時も飼い主の為にあれ。健気すぎる姿に泣ける犬映画。
- 30.幼少期に迷子になった青年が、25年後に生まれの親を探し出す感動実話。
- 31.歴代興収記録を更新!シリーズ集大成にして、号泣展開が止まらない映画。
- 泣ける洋画は感動的な名作ばかり
映画で泣くことが最高の癒やしになる
日常生活で、感動の涙を流すことは滅多にありませんよね。しかし、ストレスの多い現代人こそ、もっと泣くべきです。そこで、数ある洋画の中から、31個の泣ける映画を紹介します。
映像作品で、涙を流すことの科学的なメリット
涙の効果は、科学的にも証明済みです。
- 安静にしたとき
- 玉ねぎを切って泣いたとき
- 感動動画で泣いたとき
を比較した結果、「3.感動映画で泣く」の疲労回復とストレス緩和効果が高いことが明らかになっています。
>>情動性の涙のストレス緩和作用に関する研究(高路 奈保ら、2015年)
2時間は長いと感じるかもしれませんが、ドラマに比べたらコスパのいい方法です。ぜひ、泣ける洋画をみて、スッキリしてください。疲れたあなたを、必ず助けてくれるはずです。
1.インドが生んだ珠玉の感動映画。親友を探すために、過去と現在を巡る物語。
- 作品名:きっと、うまくいく
- 監督:ラージクマール・ヒラニ
- 主演:アーミル・カーン
- キャスト:カリーナ・カプール、R・マドハヴァン、シャルマン・ジョシなど
- 上映時間:2時間51分
- 日本公開:2013年5月
- 製作国:インド
- 原題:3 idiots
自殺や、友情、親子愛といった、たくさんのテーマを扱っていますが、薄っぺらい作品ではありません。どのエピソードも感動して泣けます。特に、写真家に憧れるファルハーンの物語は、号泣しますね。
3時間ほどの長編作品ですが、何度観ても体感10分、かつ涙が止まらなくなる傑作です。
2.波瀾万丈な人生に笑い、純粋さに涙する作品。
- 作品名:フォレスト・ガンプ/一期一会
- 監督:ロバート・ゼメキス
- 主演:トム・ハンクス
- キャスト:サリー・フィールド、ロビン・ライト、ゲイリー・シニーズなど
- 上映時間:2時間21分
- 日本公開:1995年3月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Forrest Gump
ゴールデングローブ賞、アカデミー賞も獲った名作です。
トム・ハンクスの朴訥とした感じがピッタリで、何回みても泣いてしまう映画です。
3.師匠は亡くなった父親のライバル。熱い師弟愛に男泣き。
- 作品名:クリード チャンプを継ぐ男
- 監督:ライアン・クーグラー
- 主演:マイケル・B・ジョーダン
- キャスト:シルヴェスター・スタローン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャドなど
- 上映時間:2時間13分
- 日本公開:2015年12月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Creed
ロッキーの宿敵であり、友でもあったアポロ・クリード。その息子ドニーが、ロッキーにボクシングを指導してもらうという、少年漫画みたいな物語です。
今作の主人公は、マイケル・B・ジョーダン演じるドニーです。しかし、シルベスター・スタローンの名脇役っぷりが素晴らしいです。事実、今作でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。
ドニーの生い立ちを考えると、ロッキーは師匠でもあり、父親のような存在。
老いたロッキーに訪れる試練と、心配するドニーの姿に、目頭が熱くなります。
4.大人こそ泣ける。日常の大切なものに気づかされる感動名作。
- 作品名:プーと大人になった僕
- 監督:マーク・フォースター
- 主演:ユアン・マクレガー
- キャスト:ヘイリー・アトウェル、ジム・カミングス、ブラッド・ギャレットなど
- 上映時間:1時間44分
- 日本公開:2018年9月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Christopher Robin
ディズニーの有名作プーさんを実写化した作品で、大人になったクリストファーロビンを中心に物語は進みます。
仕事で忙しいクリストファーロビンは、家族との約束も守れず、どんどん疲弊していきます。
そんな中、突然あらわれたプーさんによって、状況は一変します。迷惑すぎるプーさんに、イライラするクリストファーロビンですが、だんだん大事なことに気づかされます。
大人こそ、クリストファーロビンに感情移入して、プーさんの一言にハッとさせられる感動映画です。
5.病気で顔が変形した少年と周囲の人々を描く。珠玉の泣ける洋画。
- 作品名:ワンダー 君は太陽
- 監督:スティーブン・チョボスキー
- 主演:ジェイコブ・トレンブレイ
- キャスト:ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、マンディ・パティンキンなど
- 上映時間:1時間53分
- 日本公開:2018年6月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Wonder
日本語訳もされた、R・J・パラシオの小説「ワンダー」の映画化作品です。
生まれつきの病気から、度重なる手術をした結果、人とは違う見た目を持ったオギー。
その見た目から、初めて行った学校でもいじめられます。しかし、家族に支えられ、次第に周囲に認められていきます。
メインはオギーの成長ですが、本作の1面でしかありません。
まわりの人々も同じように描かれます。それぞれの悩みがあり、オギーに応えるように成長する姿に、何度も泣いてしまいます。
「これほど多くの人に刺さる洋画は、今後生まれるのか」と思ってしまうほどの、泣ける名作です。
6.歴史に残る恋愛映画の名作。老夫婦の強い絆と、切なさに涙する作品。
- 作品名:きみに読む物語
- 監督:ニック・カサヴェテス
- 主演:ライアン・ゴズリング
- キャスト:レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナーなど
- 上映時間:2時間3分
- 日本公開:2005年2月
- 製作国:アメリカ
- 原題:The Notebook
とある療養施設で、老女に恋愛物語を読み聞かせる老人がいました。
その物語は、儚くも、情熱にあふれた若い男女のお話で、老女も興味津々です。
しかし、老女はどこかで聞いたことのある話だと、不思議に思っていました・・・。
ここまで聞くと、二人は夫婦で、
老女はアルツハイマー病を患っていることが予想できます。
予想はできますが、二人の恋愛模様、そして深い愛情に、気づけば泣いてしまいます。
7.癒やされて、感動しませんか?かわいいクマが織りなすファミリー映画。
- 作品名:パディントン
- 監督:ポール・キング
- 主演:ベン・ウィショー
- キャスト:ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ニコール・キッドマンなど
- 上映時間:1時間35分
- 日本公開:2016年1月
- 製作国:イギリス/フランス
- 原題:Paddington
赤い帽子と青いダッフルコートが特徴的な、クマのパディントン。
憧れのロンドンで出会った、ブラウン一家との生活を楽しむ一方で、パディントンの命を狙う者がいました。
はじめはパディントンを毛嫌いしていたお父さんですが、終盤の台詞がグッときます。
キャスト陣も豪華で、ニコール・キッドマンが怪しい女性役で出演します。
007シリーズに出演するベン・ウィショーが、パディントンの声を演じており、紳士的な声がピッタリです。
8.主演俳優の遺作。物語と現実がリンクして、涙が溢れる感動洋画。
- 作品名:ワイルド・スピード SKY MISSION
- 監督:ジェームズ・ワン
- 主演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー
- キャスト:ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、ドウェイン・ジョンソンなど
- 上映時間:2時間18分
- 日本公開:2015年4月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Furious 7
記憶を失ったヒロイン、敵役のジェイソン・ステイサム、そして主演ポールウォーカーの遺作という、シリーズの中で最も濃厚な作品です。
特に、ポール・ウォーカーの背景も相まって、ラストシーンは感動します。
気に入ったあなたは、次作の「ワイルド・スピード ICE BREAK」も必見です。
9.口から涎、目から涙があふれ出す。愛おし過ぎるシェフの泣ける映画。
- 作品名:シェフ 三ツ星フードトラック始めました
- 監督:ジョン・ファヴロー
- 主演:ジョン・ファヴロー
- キャスト:ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソンなど
- 上映時間:1時間55分
- 日本公開:2015年2月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Chef
一流レストランのシェフを務めるカールは、ある評論家からコテンパンにされます。
ITリテラシーゼロのカールは、Twitterで暴言を吐き、さらには改めて食事にきた評論家に、直接暴言を吐きます。その結果、料理界を追い出されたカールは、息子とともにフードトラックを始めました。
アイアンマンや実写版ライオン・キングの監督も務めた、ジョンファブロー主演・監督作品です。
(アイアンマンでは、ハッピー・ホーガン役としても出演していますね。)
なんといっても、登場する料理が美味しそうです。
また、仕事一筋だったカールが、息子との旅を経て、心を通わせていく姿にほっこりします。しかし、フードトラックでの旅は、夏休みの間だけです。後半の語り合うシーンは、何度観ても感涙です。
10.荒んだ叔父と、才能を持つ姪。人を大事にするとは?を学べる感動作品。
- 作品名:gifted/ギフテッド
- 監督:マーク・ウェブ
- 主演:クリス・エヴァンス
- キャスト:マッケンナ・グレイス、リンゼイ・ダンカン、ジェニー・スレイトなど
- 上映時間:1時間41分
- 日本公開:2017年11月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Gifted
7歳にして、天才的な頭脳を持つ少女メアリーは、叔父のフランクと楽しく生活していました。
しかし、メアリーの才能は、祖母の目に留まってしまいます。祖母は数学者にして、教育ママで、メアリーに高水準の教育を受けさせようとしますが、フランクは断固拒否。それには、メアリーの母が残した遺言が関係していました。
家族とは?人を大事にするとは?を学べる、素晴らしい作品で、メアリーとフランクの強い絆に感動します。また、台詞の1つ1つが印象的でした。
キャプテン・アメリカで有名なクリス・エヴァンスですが、擦れた役柄も非常にマッチしていました。
11.大ヒットしたファンタジー映画。シリーズ最終作へと繋がる号泣映画。
- 作品名:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
- 監督:デイビッド・イェーツ
- 主演:ダニエル・ラドクリフ
- キャスト:ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーターなど
- 上映時間:2時間26分
- 日本公開:2010年11月
- 製作国:イギリス/アメリカ
- 原題:Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1
最終決戦の前ということで、ハラハラドキドキの展開が続きます。
そして、決戦には犠牲がつきものです。そこで見せる友情には、涙が止まらなくなりました。
意外と未視聴の方も多いので、シリーズ全作のイッキ見をおすすめします。
12.失いすぎた男が、最後にたどり着く先は?静かな涙が流れる完結編。
- 作品名:LOGAN/ローガン
- 監督:ジェームズ・マンゴールド
- 主演:ヒュー・ジャックマン
- キャスト:パトリック・スチュワート、ボイド・ホルブルック、ダフネ・キーンなど
- 上映時間:2時間17分
- 日本公開:2017年6月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Logan
高い治癒能力から、途方もない時間を生きたローガンも、老いて能力が弱くなっていました。そんな中、謎の組織に追われる同じ能力をもった女の子に出会います。
これまでの戦いで、記憶や愛した女性も失ったローガンが、最後に迎えた結末には必ず涙します。ヒュー・ジャックマンの、重みのある演技も必見です。
13.もしビートルズがいない世界で、自分だけが覚えていたら?
- 作品名:イエスタデイ
- 監督:ダニー・ボイル
- 主演:ヒメーシュ・パテル
- キャスト:リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーランなど
- 上映時間:1時間56分
- 日本公開:2019年10月
- 製作国:イギリス
- 原題:Yesterday
ある日、世界中で停電が起きます。同じ時刻、売れないミュージシャンのジャックは、交通事故にあっていました。
しばらく入院生活をしますが、快気祝いにもらったギターでビートルズを歌ってみたところ、周囲の様子がおかしい。
そう、誰もビートルズのことを覚えておらず、大絶賛されたのです。
有名になる過程で、献身的に支えてくれた親友エリーとの距離が開いていきます。他人が作った曲で有名になる葛藤、離れていくエリーに苦悩するジャックが、本当に大切な存在に気づく姿に感動します。
出演もしている、エド・シーランの曲も、涙を誘います。
14.祖国を失い、空港から出られない男。ひたむきさと周囲の優しさに泣ける作品。
- 作品名:ターミナル
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 主演:トム・ハンクス
- キャスト:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ、ゾーイ・サルダナなど
- 上映時間:2時間9分
- 日本公開:2004年12月
- 製作国:アメリカ
- 原題:The Terminal
とある目的のためにアメリカに来たビクターは、入国する前に母国の政府が崩壊します。その為、パスポートが無効になり、入国できなくなってしまいました。仕方なく空港で生活を始めますが、英語すら話せないビクターは大変苦労します。しかし、持ち前の誠実さで、次第に周囲の理解を得ていきます。
最初は煙たがれていたビクターが、どんどん仲間を増やしていく姿は、気持ちがいいです。
個人的には、人嫌いのおじさんが、ビクターのために尽力する姿は涙が止まりませんでした。
15.時空を越えた親子愛の作品。SF映画の傑作にして、終盤のカタルシスに涙。
- 作品名:インターステラー
- 監督:クリストファー・ノーラン
- 主演:マシュー・マコノヒー
- キャスト:アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケインなど
- 上映時間:2時間49分
- 日本公開:2014年11月
- 製作国:アメリカ/イギリス
- 原題:Interstellar
歴代SF映画の中で、最も素晴らしい作品です。
元パイロットのクーパーは、二人の子供と老いた父親と生活していました。しかし、地球はじわじわと荒廃し、作物も育たなくなっていました。ある日、研究所を偶然みつけたクーパーは、第2の地球を見つけるメンバーに選ばれ、家族を残して旅立ちます。しかし、探査は難航し、地球に残された時間も刻一刻となくなっていきました・・・。
クリストファー・ノーラン監督特有の、意味不明さはあります。しかし、父と娘の関係性、そして爽快な伏線回収には、気持ちのいい涙があふれます。
製作にあたり、ノーベル賞を受賞した科学者に監修してもらったほど科学的な映画です。しかし、どこまでも感情的で、感動的な作品でもあります。
16.突如としてゾンビが発生した世界。家族を救うためにワクチンを探す感動作品。
- 作品名:ワールド・ウォーZ
- 監督:マーク・フォースター
- 主演:ブラッド・ピット
- キャスト:ミレイユ・イーノス、ジェームズ・バッジ・デール、ピーター・キャパルディなど
- 上映時間:1時間56分
- 日本公開:2013年8月
- 製作国:アメリカ/イギリス
- 原題:World War Z
元国連の職員だったジェリーは、家族と車に乗っていました。しかし渋滞にはまり、身動きがとれず。しかも、警察官がどこか慌てた様子。次第に逃げ惑う人が増え、ジェリーは人を捕食するゾンビの姿を目の当たりにします。
主にジェリーがワクチンを探す姿が描かれますが、猛ダッシュで追いかけてくるゾンビと、息もつかせない展開にハラハラドキドキします。よくある「突然驚かせて、ビックリさせる展開」ではなく、じわじわとゾンビ化していく世界にも、緊迫感を感じます。
そして、ラストには鳥肌ものの感動シーンが待っています。あんなに美味しそうなコーラは、観たことがありません。
ちなみに、原作は小説ですが、映画とはぜんぜん別物です。
17.冴えない妄想男が送る、働く人へのエール。社会人にこそ観てほしい映画。
- 作品名:LIFE!
- 監督:ベン・スティラー
- 主演:ベン・スティラー
- キャスト:クリステン・ウィグ、シャーリー・マクレーン、アダム・スコットなど
- 上映時間:1時間55分
- 日本公開:2014年3月
- 製作国:アメリカ
- 原題:The Secret Life of Walter Mitty
廃刊をむかえる雑誌Life!で、長年ネガフィルムを管理してきたウォルター。ある日、最後の表紙を飾るネガフィルムがないことに気づきます。写真を撮ったショーンに、ネガフィルムの行方を聞くために必死に捜索します。しかし、ショーンは色々な国を訪れていたので、簡単には見つかりません。ショーンを探す旅は、次第に大冒険になっていきます。
「どんなに冒険しても、現実は待っている。けど、大事なことはそんなことじゃない」と教えてくれます。派手な結末じゃないですが、励まされて、感動する一作です。
「自分は平坊だな」と、仕事に誇りを持てなくなったときこそ、ぜひ観てほしいです。
18.火星に取り残された男のサバイバル劇。実話の様なリアルさに思わず涙。
- 作品名:オデッセイ
- 監督:リドリー・スコット
- 主演:マット・デイモン
- キャスト:ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、マイケル・ペーニャなど
- 上映時間:2時間21分
- 日本公開:2016年2月
- 製作国:アメリカ
- 原題:The Martian
火星探査時に事故にあい、亡くなったと思った男が実は生きていました。
知識と経験をフル活用して、救助まで生き延びる物語。それだけです。
主人公マーク・ワトニーは、取り残されただけでも悲劇ですが、持ち前のユーモアで持ち直します。しかし、次々のトラブルが発生し、ときには大声をあげて悔しがる。まるでドキュメンタリーの様な、リアルな描写に引き込まれます。
マークを救助しようとする仲間の姿や、結末にはスッキリとした涙が流れるでしょう。
19.なんでもない日常が、美しく素晴らしい。静かな涙が流れる感動作品。
- 作品名:パターソン
- 監督:ジム・ジャームッシュ
- 主演:アダム・ドライバー
- キャスト:ゴルシフテ・ファラハニ、バリー・シャバカ・ヘンリー、ジョニー・メイなど
- 上映時間:1時間58分
- 日本公開:2017年8月
- 製作国:アメリカ/ドイツ/フランス
- 原題:Paterson
パターソンという街の、パターソンというバス運転手の目線で、日常を描いた作品です。派手さはないですが、パターソンの詩や穏やかな生活に暖かい気持ちになります。
ほっこりして、ほろりと泣きたい方には、必見の作品です。
20.本人によって映画化したノンフィクション映画。勇気に、熱い涙が流れる。
- 作品名:15時17分、パリ行き
- 監督:クリント・イーストウッド
- 主演:スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス
- 上映時間:1時間34分
- 日本公開:2018年3月
- 製作国:アメリカ
- 原題:The 15:17 to Paris
結末はわかっているはずですが、リアルすぎる描写に目が離せなくなります。そして、3人の勇気ある行動には、熱い涙が流れます。
21.ちょっとビターな、大人の音楽映画。恋愛関係とも違う、男女2人の泣ける作品。
- 作品名:はじまりのうた
- 監督:ジョン・カーニー
- 主演:キーラ・ナイトレイ
- キャスト:マーク・ラファロ、ヘイリー・スタインフェルド、アダム・レヴィーンなど
- 上映時間:1時間44分
- 日本公開:2015年2月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Begin Again
シンガーソングライターのグレタは、売れっ子ミュージシャンの恋人デイブの曲を聴き、浮気されていることを悟ります。その後、傷心中のグレタが、(無理矢理)ステージ上で歌わされるのをみたプロデューサーのダンは、アルバム製作を打診しますが・・・。
美しい歌とほろ苦い物語が、心にしみます。しかし切ないだけじゃなく、見終わった後には、背中を押してもらえるような感動作品です。
実は、キャストがかなり豪華で、マルーン5のボーカル(アダム・レヴィーン)も出演しています。
22.家族と一緒にみたい!死者と家族をテーマにした泣けるアニメ映画。
- 作品名:リメンバー・ミー
- 監督:リー・アンクリッチ
- 主演:アンソニー・ゴンザレス
- キャスト:ガエル・ガルシア・ベルナル、アラナ・ユーバック、ベンジャミン・ブラットなど
- 上映時間:1時間45分
- 日本公開:2018年3月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Coco
音楽好きの少年ミゲルは、大好きなデラクルスが自分の高祖父ではないかと思い、遺品の白いギターを手に取ります。すると死者の国に招かれてしまい、日の出前に戻らないと、元の生活に戻れないことを知ります。死者の国で出会ったヘクターと共に、元の生活に戻るために奔走する作品です。
死者の祭りをテーマにした作品であり、映像も美しく、音楽も素晴らしいです。
そして、家族の愛に、目頭が熱くなります。
23.四肢が麻痺した大富豪と、一般女性の泣ける恋愛映画。
- 作品名:世界一キライなあなたに
- 監督:テア・シャーロック
- 主演:エミリア・クラーク
- キャスト:サム・クラフリン、ジャネット・マクティア、チャールズ・ダンスなど
- 上映時間:1時間50分
- 日本公開:2016年10月
- 製作国:アメリカ/イギリス
- 原題:Me Before You
本作ほど、感想を語りたいと思った作品はありません。
いずれにしても、涙するラストです。ぜひ、夫婦や恋人と一緒にご覧になってください。
24.息子のためにホームレスから出世。ひたむきさと親子愛にむせび泣く映画。
- 作品名:幸せのちから
- 監督:ガブリエレ・ムッチーノ
- 主演:ウィル・スミス
- キャスト:ジェイデン・スミス、タンディ・ニュートン、ブライアン・ホウなど
- 上映時間:1時間57分
- 日本公開:2007年1月
- 製作国:アメリカ
- 原題:The Pursuit of Happyness
事業が失敗し、妻にも見放され、ホームレスにもなった男が、息子のために証券マンを目指します。しかし、証券マンになるには半年間無給の研修と、20人の中から選ばれるという関門を突破しなければなりません。
度重なる問題に、挫けそうになりますが、主演ウィル・スミスのラストの表情には、思わず涙します。
25.猛スピードの無人列車は、2人の男に託された。実話を元にした感動作品。
- 作品名:アンストッパブル
- 監督:トニー・スコット
- 主演:デンゼル・ワシントン
- キャスト:クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン、ケヴィン・ダンなど
- 上映時間:1時間38分
- 日本公開:2011年1月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Unstoppable
機関士のミスにより、無人走行を始めた列車は緊急ブレーキも利かない状態でした。さらに、スピードをあげ、このままでは民家が集中した場所で脱線し、大爆発することが明らかでした。警察も協力しますが、効果なし・・・。しかし、機関士と車掌の2人が、停止させるべく行動を始めます。
実際の事件も調べましたが、かなり忠実に再現しています。それなのにドラマチックな展開に、手に汗握ります。まさに、「事実は小説よりも奇なり」です。
また、キャラクターそれぞれに色々な事情があり、それでも命をかけて列車を止める姿には涙があふれました。
デンゼル・ワシントン、クリス・パイン等、キャストが豪華なのも特徴です。
26.アカデミー賞受賞!おもちゃと人間の絆に、嗚咽を漏らすシリーズ3作目。
- 作品名:トイ・ストーリー3
- 監督:リー・アンクリッチ
- 主演:唐沢寿明
- キャスト:所ジョージ、日下由美、勝部演之など
- 上映時間:1時間43分
- 日本公開:2010年7月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Toy Story 3
トイストーリー1,2とおもちゃで遊んでいたアンディも、大学生になりました。もうおもちゃで遊ばないアンディは、カウボーイのウッディだけを持ち、他は屋根裏へ。しかし、トラブルで託児所に寄付されてしまいます。捨てられたと思ったおもちゃたち、説得するウッディ、そして新キャラのロッツォ。物語は、息もつかせぬ展開を迎えます。
未だに、なぜ泣けるのかわからないです。けど、視聴のたびに、体の水分をすべて持って行かれます。
おもちゃたちの行く先と、相棒アンディとの絆に必ず号泣する名作です。
27.日本の大学生20人が観て、20人が号泣した韓流映画。【実体験】
- 作品名:王になった男
- 監督:チュ・チャンミン
- 主演:イ・ビョンホン
- キャスト:リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、キム・イングォンなど
- 上映時間:2時間11分
- 日本公開:2013年2月
- 製作国:韓国
- 原題:Masquerade
朝鮮の王様は、すっかり他人を信じられなくなっていました。そこで、影武者となる人物を探し、瓜二つの平民を見つけ出します。時を同じくして、王様は病床に伏してしまい、瓜二つの平民が王の代わりをすることになってしまいました・・・。
とても王様とは思えない振る舞いと、周囲の反応にクスッと笑えます。しかし、最後には涙が止まらなくなる展開が待っています。
過去、20人の大学生にみせて、20人とも号泣した感動映画です。
28.少年の溢れ出る感情と、父を追う中で気づく家族愛に、優しい涙が出る。
- 作品名:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
- 監督:スティーブン・ダルドリー
- 主演:トーマス・ホーン
- キャスト:トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、マックス・フォン・シドーなど
- 上映時間:2時間9分
- 日本公開:2012年2月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Extremely Loud & Incredibly Close
911テロで、父親を亡くした少年オスカーは、父の持ち物から鍵を見つけます。生前、調査探検と称して、父と冒険をしていたオスカーは、父親が何かを残したと思い、再び冒険に出ます。
感情の行き場をなくした少年の独白シーンは、鳥肌とともに涙がポロポロと流れます。そして最後には、親子の暖かい絆に、極上の感動を味わえるでしょう。
大切な人を失ったときにこそ、観たい作品です。
29.どんな時も飼い主の為にあれ。健気すぎる姿に泣ける犬映画。
- 作品名:僕のワンダフル・ライフ
- 監督:ラッセ・ハルストレム
- 主演:ジョシュ・ギャッド
- キャスト:デニス・クエイド、ペギー・リプトン、 ジョン・オーティスなど
- 上映時間:1時間38分
- 日本公開:2017年9月
- 製作国:アメリカ
- 原題:A Dog's Purpose
宣伝では、2回目の人生(犬生)での飼い主であるイーサンの元に戻りたい、といった説明をされていますが、そんなことはありません。どんな時でも、純粋にそのときの飼い主を、大切に思う姿に感動します。
続編「僕のワンダフル・ジャーニー」もあわせてみると、さらに泣けます。
30.幼少期に迷子になった青年が、25年後に生まれの親を探し出す感動実話。
- 作品名:LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
- 監督:ガース・デイヴィス
- 主演:デーヴ・パテール
- キャスト:ルーニー・マーラ、デビッド・ウェナム、ニコール・キッドマンなど
- 上映時間:2時間9分
- 日本公開:2017年4月
- 製作国:オーストラリア/アメリカ/イギリス
- 原題:Lion
少年サルーは、仕事に向かう兄について行き、誤って回送列車に乗ります。気づけば、言葉もわからない場所に。紆余曲折あり、オーストラリアの夫婦に引き取られたサルーは、立派な青年に成長します。しかし、「本当の家族がずっと自分を探しているのでは?」という考えが、脳にこびりついていました。
Googleアースと、幼少期の記憶を頼りに生家を探しますが・・・。
育ての親の深い愛と、本当の家族を見つけたサルーの姿に感動します。そして最後には、衝撃の事実が判明します。
ぜひ、ラストシーンまでご覧になってください。
31.歴代興収記録を更新!シリーズ集大成にして、号泣展開が止まらない映画。
- 作品名:アベンジャーズ/エンドゲーム
- 監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
- 主演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス
- キャスト:クリス・ヘムズワースクリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンなど
- 上映時間:3時間1分
- 日本公開:2019年4月
- 製作国:アメリカ
- 原題:Avengers: Endgame
いきなり観ると、わからない部分が多いですが、
本作までの23作品を鑑賞した上で観ると、涙が止まらなくなります。
特に、後半からは嗚咽が止まらなくなります。
僕は8回観て、8回泣きましたw。
泣ける洋画は感動的な名作ばかり
感動して、泣ける洋画31作品を紹介しました。
最近公開されたものから、古い作品まで、何回みても涙が出てしまいます。
映画で泣く効果は、計り知れません。感動する機会がない現代人だからこそ、たまには映画でストレス発散しませんか?ぜひ、気になる映画や、もう1度みたい作品をご覧ください。
それでは、皆さんの良きシネマライフを!