目次
アイアンマン2のあらすじ
パワード・スーツ受け渡しの国家命令を拒否した科学者兼経営者のトニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr）。ある日、トニーの前にウィップラッシュ（ミッキー・ローク）なるアイアンマンと互角のパワーを持つ敵が現れたことから、トニーは再びパワード・スーツに身を包みアイアンマンとして立ち上がる。
出典：「Yahoo映画：アイアンマン2」より
アイアンマンの時と同様、トニー・スタークがメインで、物語は進みます。
序盤
自身がアイアンマンだと明かした後・・・
トニーは、パワードスーツを使い、世界を守っていました。
しかし、1個人が持つには強大すぎるため、国からも目をつけられます。
それに対して、トニーは「5～10年はスーツが作られることはない」と断言します。
一方、胸のアークリアクターが毒となり、自身の体を蝕んでいました。
中盤
スーツは作られないと断言したトニーですが、同じようにアークリアクターを使ったイワンに襲われます。
なんとか、イワンを捕らえたトニーですが、ライバル企業(笑)の社長ハマーが脱走させます。
終盤
自身の死期が近いことを悟ったトニーは、ヤケクソになり、結果自宅に軟禁されます。
そこではニック・フューリーから、お父さんの遺品を預かります。
「君にしか、胸の問題を解決できない」
そういって、ニック・フューリーは去ります。
はたして、復讐に燃えるイワンとハマーを止められるのでしょうか？
またまた、胸のアークリアクターの問題は解消されるのでしょうか？
アイアンマン2の評判
興行収入は6.24億ドル、興収ランキングは148位と前作よりも高いです。（※2020年1月時点）
Yahooとロッテントマトの評価は、前作よりも若干下がっているものの、3.7前後と悪くありません。
ロッテントマト ：★★★★☆
アイアンマンのキャスト・スタッフ
【監督】ジョン・ファヴロー
- 前作同様、監督を担当しました。
- 前作同様、ハッピー・ホーガン役としても、出演しています
- アイアンマン2の時は、かなり痩せている！
【主演】ロバート・ダウニーjr
- 【主演】前作に引き続き、トニー・スターク役です
- 安定のトニースタークっぷり！もうこの人しかいない！！
グウィネス・パルトロー
- 前作に引き続き、ペッパー・ポッツ役です
- できる秘書！⇒社長にランクアップ！笑
ドン・チードル
- ローディこと、ジェームズ・ローズ役
- 今回からドン・チードルにキャスト変更
- 軍のエリート感が出ていていいです
ミッキー・ローク
- 今作のヴィラン役です
- 車も両断する鞭を使います
- ムキムキでいかついのに、めちゃくちゃ手先器用です
サム・ロックウェル
- 今作のヴィラン役？です
- イケてない感じを出すのが大変うまい役者さんでした
- 個人的には、今作のMVPです！
アイアンマン2の良かったポイント
キャストの勝利！圧倒的なリアリティ
前作の感想でも書きましたが、今回はもっとパワーアップしていました。
まずは、言わずもがなロバート・ダウニーJrです！
細かい所作や口調が、作品に完璧にマッチしていました。
毒素に侵されていく過程は、いい意味で見てられない！！笑
そして、MVPはサム・ロックウェルです。
- ジョークを言うけど、ちょっとしかウケない
- ウケなかったことを自覚して、八つ当たりする
- トニーに友達だと言って、べたべた触る
こういう、イケてない感じを出すのが非常にうまかったです！
ハイテク技術とパワードスーツの深堀
アイアンマン2は、前作よりもさらにガジェットが登場します。
一番良かったのは、トニー・スタークの携帯電話ですね。
スマホともまた違っていて、ディスプレイにかざすだけでハッキングするシーンは爽快でした。
また、前作アイアンマンではパワードスーツ同士の戦いは、終盤のみでした。
アイアンマン2は、パワードスーツ同士の戦いが多く描かれており、迫力あるシーンが増していると感じました。
ハワード・スタークとの関係性
アイアンマンシリーズのいい所は、クスっとさせる場面もあれば、感動する場面もあることです。
ハワード・スタークは、トニーのお父さんです。
トニーは、寄宿学校に送られたりしていたので、疎まれていると思っていました。
実際そう見えるシーンもあります。
しかし、お父さんの遺品を探るなかで、ビデオ映像を見つけます。
映像の大部分は、スターク・エキスポ(※1)の挨拶映像です。
しかし、映像が終わったと思ったら、「トニー」と呼びかける声が！
そう、お父さんはトニーへビデオメッセージを残していたのです。
そのシーンのハワードの言葉が、とても感動的で・・・。
トニー・スタークの表情も、一見無表情なんですが、いろいろな気持ちがこもっているようないい表情でした。
このシーンこそ、ぜひ見て頂きたいです。
アイアンマン2の悪かったポイント
ヤケクソになるアイアンマン
トニー・スタークではなく、あえてアイアンマンと書きました。
そうなんです。アイアンマンがヤケクソになるのです。
あまりにも惨め・・・。
見事に演じすぎていて、心に刺さりました笑
悪役の魅力が分散
アイアンマンは、
スーツの制作シーンがかっこいい！
戦うシーンだけでかっこいい！
と思えれば満足な映画でした。
なので、正直悪役が誰であろうと特に問題はなかったんです。
しかし、今回は違います。
視聴者は、トニー・スタークが誰なのか、何があったのか、知っています。
なので、付加価値として、魅力的な悪役が必要だったのです。
しかし、今回の悪役は2人いました。
ハマーもキャラがイケてないので、魅力的という風にはなりません。
イワンも、途中まではミステリアスな雰囲気を漂わせていて、
「何者なんだろう」というワクワク感がありました。
ところがどっこい、ただのお父さんの逆恨みを見て育った、かわいそうな息子なだけでした。
ここのドラマ性がどうしても弱く、今作の魅力を下げる要因になったと感じます。
トニー・スタークの葛藤に共感しにくい
今作では、もう１つの問題として描かれる、アークリアクター問題。
着実に死に向かうトニーは、身辺整理したり、はたまたヤケクソになったりします。
こういう死にゆっくり向かう話は、
視聴者に「自分だったらどうするだろう？」と思わせます。
そういうところに、映画の深みが生まれてきます。
ただし、今回は原因が胸のアークリアクターなので、あまりそうもならず。。
それでも、父であるハワード・スタークのスピーチにはグッとくるものがありましたね・・・。
アイアンマン2の感想・レビュー
すこし辛口になってしまいましたが、個人的には大好きです！
少なくとも、インクレディブル・ハルクよりも何倍も面白いと感じました笑
ただ、1作目の出来があまりにもいいので、期待値が天井しらずになってしまいました。
結論、パワードスーツ同士の戦いや、親子の絆、笑いなどなど
いろいろな要素を含んでいるが、それをうまくまとめた映画でした。
アイアンマン2の考察
エンドクレジット後の映像について
おなじみの映像ですが、今作では何かが墜落した跡が写されます。
そして、その中心にはハンマーが・・・！
もちろんマーベル映画の次の作品である、マイティ・ソーのことを示しています。
アイアンマンのヘルメットをかぶった少年
後半にハマー・ドローンに狙われた少年がいますが、
スパイダーマンこと、ピーター・パーカーであったことが明言されています。
ニック・フューリーとのやりとりに実は・・・
トニー・スタークとのやりとりの中で、
インクレディブル・ハルクで登場したニュース映像が流れます。
また、地図上でアフリカあたりをマークしている映像もあります。
明確な表示はありませんが、これはブラック・パンサー（ワカンダ）を示しており、
このころから、マーベル映画への参加が示唆されていました。
アイアンマンを観て欲しい人
アイアンマンが大好きな人
言わずもがなですね！
また、アイアンマン2であれば、ディズニーデラックスで無料視聴できます。
次に見てもらいたい作品
マイティ・ソー
マーベル映画のシリーズ4作目です。
ムキムキ大好きな人にはたまらない映画でしょう！笑
アイアンマン3
アイアンマンの続編です。
アイアンマンは以降も出演しますが、アイアンマンシリーズとしては最終作になります。
まとめ：アイアンマン2は、1作目からさらにパワーアップしたエンタメ作品
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
アイアンマン2は、シリーズの中でも今後に関わる要素を多く持った作品です。
ぜひ、皆さんもご覧ください。
シリーズ全作品を、最も安く視聴する方法については、以下の記事をご覧ください。
マーベル映画を動画配信で、最も安く観る方法とは？【全23作品】
