悩んでいる人
- 「トイストーリー3って泣けるの?」
- 「なんでトイストーリー3は、あんなに泣けるの?」
この記事では、トイストーリー3がいかに泣けるか、そして泣ける理由を徹底的に解説します。
2010年に公開以降、数え切れないほど見返して、その度に泣いてきたのが僕です。
そんな僕が、全身全霊をもってトイストーリー3の魅力を紹介します。
これから観るあなた、ちょうど今観てきたあなたの参考になると嬉しいです。
目次
トイストーリー3は泣ける!
結論、トイストーリー3は泣けます。
アカデミー賞長編アニメーション賞も受賞するほどの名作で、多くの人を感動の渦に巻き込みました。
大手レビューサイトを確認しても、否定的な意見はほとんどありません。
また、シリーズ三作目にして、最高傑作という珍しい作品です。
トイストーリー3のあらすじ
それでは、観てない人向けに、トイストーリー3のあらすじを紹介します。
大学生になるアンディ
昔からおもちゃたちと遊んできたアンディも、大学入学を控えています。もう、おもちゃで遊ぶ年齢ではありません。家を出ることもあって、荷造りをしていました。
サニーサイド保育園に到着
屋根裏部屋に送られるはずだったおもちゃたちは、お母さんの手違いで危うく捨てられるところでした。これにいじけたおもちゃたちは、サニーサイド保育園に向かうことを決意します。
一方、1人だけ大学に行くウッディは「アンディは捨てたんじゃない!」と言い張りますが、聞き入れてもらえません。
仲間とともに、サニーサイド保育園に来てしまいます。
イチゴの香りがするクマ:ロッツォ
サニーサイド保育園では、リーダーのロッツォが温かく出迎えてくれます。「また遊んでもらえる!」と喜ぶ仲間を尻目に、ウッディは1人でアンディの元に帰ろうとしましたが・・・。
一方、サニーサイド保育園に来た仲間たちにも、災難が訪れます。
トイストーリー3までの物語
シリーズの過去作を観ていなくても、全く問題ありません。とはいえ、知っておいたほうが楽しめる要素があります。
過去作のあらすじを振り返るとともに、トイストーリー3で重要になるポイントを紹介します。
トイストーリー1
- バズライトイヤーの登場。
- これまでアンディの1番だったウッディは、バズを毛嫌い。
- アクシデントが重なり、ウッディとバズはアンディとはぐれる。
- さらにおもちゃを壊しまくるシドに捕まる2人。
- 加えて、アンディは数日中に引っ越し予定。
- 2人はアンディの元に戻れるのか?
- UFOキャッチャーの商品だったリトルグリーンメンは、アームのことを神様だと思っている。
- ちなみに、ウッディの本名は「ウッディ・プライド」
トイストーリー2
- 仲間を助けようとした結果、誤ってヤードセールに並んだウッディ。
- おもちゃオタクの男に盗まれてしまう。
- 盗まれた先で、新しい仲間に出会う。
- 自分がレアなおもちゃであることを知るウッディ。
- ジェシーの過去を聞き、アンディの元を離れようとするウッディ。
- 一方、ウッディを助けにくる仲間たち。
- しかし、ウッディ救出を邪魔する者が登場し・・・。
- リトルグリーンメンはポテトヘッド夫妻に助けられ、養子になった。
トイストーリー3が泣ける3つの理由
ここからは、トイストーリー3が泣ける理由を解説します。本来なら「ネタバレ注意」というところですが、ネタバレしてても泣くので問題ないです。
おもちゃ同士の絆
第1に、ウッディと、仲間の深い絆です。
特に、ウッディが別れを告げるシーンで、強く感じました。
また、お母さんの「ずっと一緒にいられたらいいのに」というセリフから、仲間と写った写真が登場するのは反則です。
ウッディの心情を的確にあらわしていて、切ない気持ちになりますね。
そして作中もっとも泣けるシーンで、アンディの「ウッディは仲間を見捨てない」というセリフが泣けて堪らないです。
ラストシーンの情報量
感情に訴えかける情報量が、いい意味で多すぎます。
映画評論家のオーウェン・グレイバーマンの言葉を借りると、「懐かしさ、喪失感、友情、そして生まれ変わり。これらがいっぺんに訪れる」シーンです。
- アンディのためらい
- アンディと最後に遊ぶおもちゃたち
この2つの描写が、大きな力を持っていることは確実です。
「あばよ、相棒」
ウッディが、離れていくアンディに向けた言葉です。
アンディの乗った車が物理的に離れていくだけじゃなく、心理的にも別れを感じさせます。
「もしかしたら、アンディが度々ボニーを訪れるかもしれない」という想像は、しようと思えばできます。けど、「そんなことはないんだろうな・・・」と感じさせる言葉でした。
まとめ:こうしてトイストーリー3は伝説になった
無駄のないストーリー。リメンバーミーの解説でも述べた、リアリティ。
そして以下の3つのポイント。
- おもちゃ同士の絆
- 感情の情報量
- 精神的な別れ
これらが素晴らしくかみ合った結果、何度観ても泣いてしまう、伝説的な作品になりました。
個人的にも、映画館で号泣した作品ベスト3には入る作品です。
また、他のレビューでも、絶賛の嵐なのがすごいところです。
1度観た人も、実は観たことない人も、今すぐ観てほしい作品です。